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飲み物ではない「ペイドリンク」

2007年あたりからIT系のニュースサイトなどでは「ペイドリンク」という単語が見受けられるようになりました。これは新しい形態のドリンク販売ではなく、ペイド・リンク(Paid Link)のことです。つまり「お金が支払われたリンク」という意味の言葉で、お金を払って特定のホームページへのリンクを貼ってもらうことです。
本来サイト運営者同士が情報交換のために互いのホームページにリンクを貼ったり、ブログの話題に関連した話題へのリンクとしてトラックバックするなど、インターネット上のリンクは純粋に知識目的のものであったはずですが、どうしてお金を払ってリンクしてもらう事態(ペイドリンク)になったのでしょうか。
それはGoogleのページ評価アルゴリズムに関係しています。

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検索エンジン最大手のGoogleは世界中で多くの人が利用する検索サービスです。あらかじめGoogleによって集められたホームページを、検索結果として表示するだけのシンプルなサービスですが、表示順位は検索ワードに当てはまるものの中から信頼度の高い順に表示されるようになっています。ここで問題になるのが表示順位です。
個人サイトであればそれほど表示順位にはこだわらないでしょうが、商用サイトにとってGoogleでの表示順位は死活問題です。1ページ目の、それもできれば上位に表示されるために、企業やマーケティング会社のSEO担当は頭を悩ませています。
上位に表示されるためには、できるだけ信頼度の高いホームページからリンクされることが必要なのですが、それがペイドリンクという弊害も生み出してしまったのは皮肉というほかありません。

バックリンクとしてのペイドリンクの危険性

最近はなくなったのですが、少し前までGoogleのPPC広告に「ナチュラルリンク○千件」などという広告が踊っていました。これは事業主のホームページへのリンクを貼るための目的でリンクを売る業者の広告です。これがまさにペイドリンクなのですが、現在Googleで「ペイドリンク」と検索してもPPC広告は一切現れません。一体何があったのでしょうか。
Googleでは検索結果の表示順位を決めるために「ページランク」という尺度をつかっています。これは簡単に言うとホームページの信頼度を示す尺度で、この尺度が高ければ高いほど検索結果の上の方に表示されるという仕組みになっています。

ではこのページランクはどうやって決まるかというと、そのページへのリンクを貼っているページのページランクに左右されます。つまりページランクの高いホームページからリンクされているページもまた、ページランクが高くなり表示順位が上がるという仕組みになっています。
Googleのこのアルゴリズムは、純粋にユーザにとってのアクセシビリティ向上を目指した「自然発生的リンク」を念頭において設計されているといえるでしょう。
しかしその仕組みを逆用されて、ペイドリンクにより恣意的に表示順位を操作することにもつながっています。そのためGoogleやその他の検索エンジンでは、ペイドリンクを排除する方向に進みつつあります。現在ではペイドリンクが発覚したサイトのページランクを著しく下げるなどのペナルティを化しており、SEOとしてペイドリンクを用いることは大変危険といえるでしょう。

ペイドリンクに対するGoogleの対処

ペイドリンクとは(Paid Link)は「お金が払われたリンク」という意味で、意図的にページランクを上げるために他のページからリンクを貼っている行為・またはそのリンク自体を示す言葉です。
なぜこのようなことが起こるのかというと、Googleではページランクという尺度を使って検索結果の表示順位を決めているからです。
このページランクはページランクの高いページからリンクを貼られると高くなります。表示順位は商用サイトにとっては非常に重要な要素ですから、お金を払ってでもリンクを貼ってもらい、ページランクを上げて表示順位をアップさせる必要があるのです。

Googleではページランクとリンクに基づいて表示順位を決定していますので、ペイドリンクのような恣意的なリンクを非常に嫌っています。現在ではペイドリンクに認定されたリンクを貼ったサイトと貼られたサイトに対して、ページランクを下げるなどの対処を行っています。
しかしペイドリンクには売る側と買う側の間にペイドリンク業者が存在しているのもまた事実です。このような業者に対してもGoogleは対処する方針で動いていますが、ネットユーザーからの通報に基づいて対処しているため、なかなかペイドリンクを排除することができないようです。
さらにはすでに貼られているリンクがGoogleのロボット検索では見抜けない、という問題もあります。Googleを使う側にとっても、表示順位は情報の正誤を見極める参考になっていますから、Googleは何らかの新しいアルゴリズムを開発する必要があるのかもしれません。

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